冬期はツシマヤマネコたちの繁殖期。
そんな中、1月20日、30日、2月2日と立て続けに3頭
「足くくりわな※」による錯誤捕獲で保護されました。
※地面に埋めた踏板を動物が踏むと、
狩猟用罠

くくり罠によってヤマネコが捕獲され、センターへ保護される事例
罠の場所がちょうどヤマネコの利用が頻繁な道だったのか、
くくり罠の設置数が増えてきたからなのか・・・、

上の写真の左前肢がくくられていた個体の様子です。
保護直後に毛を刈って一見すると大したことなさそうに見えますが
数日でどんどん様子が変わっていきます。
治療ができなければ、

幸いこれまでのどのヤマネコの事例も、
センターにて治療にあたることができました。
今後、環境省を中心に関係各所へ協力を呼びかけながら
ヤマネコがかかりにくい罠の設置方法を検討する等、
当法人も保護したヤマネコたちの一日も早い回復を目指して尽力し
【くくり罠猟をされる皆様へ ご協力のお願いです】
●最低1日1回の罠の見回り強化
●ヤマネコがかかっていた場合の迅速な通報
(ヤマネコセンター:84-5577 「はよ ここ ならせならせ」)
速やかな通報がヤマネコの早期放獣(野生復帰)
ぜひみなさんの周りの猟師さんへも、情報拡散をお願い致します!