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ツシマカブリモドキ ~マクロな美麗さ~

 

皆さま

 

こんにちは。職員の太田です。

対馬北部の嵐のような天候が快方に向かい、フィールドを散策出来るようになりました。

雨から避難していたのか住居周辺には虫たちがウロウロしておりました。

 

コガネムシだったり糞虫が特に多かったのですが大きめの虫も…

ツシマカブリモドキがコンクリートの隙間に逃げ込んでいました。

 

正直なところ昆虫というカテゴリーというだけで、苦手な方は箒で掃いてしまいそうになるフォルムをしておりますが生態や分類までの歴史など知れば知る程、面白くなってきます。

 

例えば、ツシマカブリモドキは対馬固有種のオサムシの仲間です。

オサムシの仲間にはマイマイカブリという虫がいますがマイマイカブリならば一度は耳にしたことがあると思います。本州全土に分布していて何でもない虫かと思われるかもしれませんが、マイマイカブリは日本固有種です。世界でオンリージャパンです。自身を含め日本人は「限定」という言葉に弱いので、ぐっと魅力的になったのではないかと思います。

 

そして知られていないだけで生き物は基本的には総じて美しいです。差異があったりもしますが美しく見える条件がシビアなだけなんです。例えばツシマカブリモドキの場合マクロな視点だとこんな感じになります↓↓

 

 

これだけでも綺麗に見えますが、さらに太陽光を再現するためにライトを当てて超接写していくとこんな感じになります↓↓

 

 

キチン質が生み出す構造色が七色に光っていて、なかなか美しいのではないかと思います。

木を見て森を見ずなんて言葉がありますが時にはマクロな視点で物事を楽しむと昆虫然り嬉しい発見があるかもしれないですね。