きれいなお花でも育ててはダメ!?

こんにちは、有川です。

この季節、道路沿いを彩る黄色いお花をご存知ですか?🌼
この写真のお花はオオキンケイギクといいます。
とってもキレイで道路脇をパッと明るくしてくれるんですが、
実は「特定外来生物」に指定されています。
つまりこのオオキンケイギクを
育てたり、植えたり、株を分けることは
外来生物法で「禁止」されています。
でも、あんなにキレイなのにどうしてダメなの?と思いますよね。
理由はこのオオキンケイギクの繁殖力の強さにあります。
オオキンケイギクは繁殖力が強いあまり
他の野花が必要な栄養分や水分を奪ってしまいます。
そのためもともとあった野花や野草が少なくなったり、
最悪の場合、無くなったりしてしまうんです。
そうすると本来の生態系が失われてしまう...というわけです。
 
似ている黄色いお花もありますが、オオキンケイギクは
①花びらも中心部分も黄橙色
②花びらの先はギザギザ
③開花は5〜7月頃
が大きな特徴です。
ついキレイなお花の種は持ち帰って育てたくなりますが、
植えるのも、育てるのも違法な植物です。
また、外来生物法では種も含めて
生きている状態で運ぶことも禁止されています。
 
今日は特定外来生物に指定されたお花の紹介でした🌼