稲作日記2020 Part.4

 

日中は過ごしやすく、朝晩は冷え込む時期になりました。

収穫の秋、佐護の田んぼは概ね刈り取りが終了しています。

今年も田んぼでヤマネコの目撃情報が多数あった様です。

農家の方からも写真を見せて貰いました。

農家の方々とヤマネコのお話しが出来る、こんな素晴らしいことは無いなと嬉しく思います。

 

 

さてさて、今年最後の稲作日記。

 害虫、台風、様々な苦難を乗り越えて無事に収穫までたどり着けたのか!?

さっそく振り返ってみましょう、レッツゴー!!

 

 

8月末、いつものように田んぼチェックへ。

よしよし、今日も良い感じ♪

・・・ん?、え?、おわぁ(゚Д゚)

ちょ、ちょ、枯れとる!?

写真ではわかりにくいのですが、確かに枯れているのです。

急いで農家の春○亀さんに連絡!!

「夏ウンカだねェ~」のご返信、やっぱりね・・・(;_;)

 

 

 

どうしようかと悩みましたが、何もしなければ全滅確定。

子供達も収穫を楽しみにしているだろうと思い、無農薬米を断念することに。

僅かな可能性に賭けることにしました

春○亀さんにご協力頂き、農薬を散布。

余っているものだからと無料でわけて頂きました。

本当にいつもお世話になりっぱなしで、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

大量のウンカ、農薬でやられたものが落ちて行きます。

佐護で唯一の無農薬田、ウンカにとっては楽園だったのでしょうね

 

 

農薬散布後も枯れる勢いは止まりません。

「気づいた時には時遅し!!」だったのでしょう。

気を遣って見ていたつもりですが、油断もあったかなぁ。

ウンカの脅威を舐めてました。

だって、夏ウンカでしょ?秋ウンカならしょうがないけど・・・。

 

 

ウンカの影響、2発の台風直撃、それにもめげず生き残りました。

全滅を覚悟していたから嬉しい!!

 

 

10月5日、遂に収穫の時です。

田植えを手伝ってくれた子供達が、稲刈りにもきてくれました

鎌を持って、昔ながらの収穫作業です

刈った稲は束ねて天日干し。

子供達のお陰で、あっという間に終わりました。

 

カエルやバッタ、カヤネズミの巣もいくつか見つかりました。

田んぼで育まれる生き物たちの営み、感じてくれたでしょうか。

まぁ、教室を飛び出しての野外活動、みんなでわいわい楽しく出来たからOKでしょう。

 

 

春○亀さんをはじめ、多くの人達に手伝って貰いながら、無事に収穫まで漕ぎ着けました。

感謝、感謝の気持ちで一杯です。

そんなこんなで2020年の稲作日記はこれにて完結!!

 

「ヤマネコ米を食べてみたい!!」

そんな方はこちらから

農家さんが丹精込めて作った美味しい新米、絶賛販売中です!!

     ↓

佐護ヤマネコ稲作研究会

http://www.yamanekomai.com/index.html