星柄襟巻のハト

皆さま

こんにちは。職員の太田です。

 

コロナ騒動は収まることを知らず対馬でも厳戒態勢継続中です。

外出することをなるべく避け、鳥獣保護区の巡視やヤマネコセンターへの出退勤時に車窓からフィールドを眺める事で外出欲を発散しております。

今朝の事ですが出勤路の傍らにハトを発見しました。顔つきや全体のシルエット、首模様に違和感を感じて撮影しておきました。改めて写真を見ながら識別すると対馬在来のハトではなく「カノコバト(鹿子鳩)」と呼ばれる種らしいということが判りました。

 

恥ずかしながらこの種の知識がまるでなかったので、野鳥の会の先生へと連絡し写真を確認して頂いたところ間違いなくカノコバトだという事でした。

 

本来の生息域は南アジアで南方系のハトとの事で、タイ周辺ではよく見られるそうです。

国内だと沖縄県の西表島、石垣島で2例確認されているそうで、なかなかの珍鳥とのことでした。ここ数日、対馬は南~南西の強風が吹き荒れていましたので、迷鳥化し対馬に飛来したのかもしれません。対馬は通勤路ですら貴重なフィールドであると改めて実感させられました…